塩釜にて

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煌びやかな塩釜神社も待ってます。



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「早朝塩がまの明神に詣。国守再興せられて、宮柱ふとしく彩椽きらびやかに石の階、九仭に重り、朝日あけの玉がきをかゞやかす。かゝる道の果塵土の境まで、神霊あらたにましますこそ、吾国の風俗なれといと貴けれ。
神前に古き宝燈有。かねの戸びらの面に文治三年和泉三郎寄進と有。五百年来の俤今目の前にうかびて、そゞろに珍し。渠は勇義忠孝の士也。佳命今に至りて、したはずといふ事なし。誠人能道を勤、義を守べし。名もまた是にしたがふと云り」


長い階段を登り、塩釜神社にお参りした芭蕉さん。朝日に輝く塩釜神社に感動します。

泉三郎(義経をかくまった藤原秀衡)が義経とともに兄、藤原泰衡に殺される2年前に寄進した宝燈がひっそりと神前に立っていました。
それを見て感慨にふける芭蕉さんでした。(写真右)

塩釜神社は結構見ごたえありますよ。
塩釜神社の長い階段 文治の灯篭



塩釜神社
古くから東北鎮護、陸奥国一之宮と称され、平成14年に本殿以下十四棟の建物と石鳥居一基が国の重要文化財に指定されました。

長崎で天文や地理を学んだ林子平が、塩釜神社に日時計を奉納しています。西洋流を象徴するかのように、文字盤の目盛りはローマ数字で書かれています。
そのレプリカは境内に置かれています。

アクセス:JR仙石線本塩釜駅→、表参道(表坂)の石鳥居まで徒歩15分

楼 門 左右宮 林子平の日時計レプリカ
舞殿 舞殿で能が舞われる 塩釜神社からの松島湾眺望


芭蕉宿泊の地

塩釜神社の東参道のとりいをくぐった突き当たりに芭蕉止宿の地の看板があります。

芭蕉さん達は、1689年(元禄2)の旧暦5月8日、この付近にあった法蓮寺門前の宿「治兵」に1泊し、9日の早朝、鹽竈神社に参詣しました。



志波彦神社

塩釜神社の同じ隣というか同じ敷地内に志波彦神社があります。

志波彦神社は鹽竈の神に協力された神と伝えられる、国土開発・殖産とりわけ農耕守護の神として信仰されてた志波彦神をお祀りしていります。

その大鳥居のすぐ左の林の中に、奥の細道の碑がひっそりと建っています。

志波彦神社鳥居 奥の細道碑 塩釜神社と志波彦神社の間にある厩 御神馬


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